テレビの配線の種類
録画機やケーブルテレビのチューナーと接続する場合、
同軸ケーブル以外に「映像・音声出力ケーブル」が必要になります。
これの接続を間違えると、
録画した番組が見られない・ケーブルテレビが見られない・スカパーが見られない・音しか聞こえない又は音が聞こえない、といったことが起こります。
主要な映像ケーブルをご紹介します。
HDMIケーブル
現在一番主流のケーブルです。デジタル映像・デジタル音声をこのケーブル1本で送信できます。ここ10年以内のテレビには大体端子が付いていると思います。
最近では4K8K対応のものや、高シールドのものなどが登場して進化が止まりません。
まだまだ当分は映像音声ケーブル界の主役だと思います。
AVピンコード
ピンコード・AVピンコード・AVケーブル・コンポジットケーブル・RCA端子など呼び方は様々ですが、昭和の時代から現在も現役で活躍するアナログ映像アナログ音声ケーブルです。
赤が音声、黄色が映像、白も音声
音声が2本ありますが、これはステレオ出力するため(音声に臨場感が出る)です。モノラル音声の場合は赤だけ使用します。
アナログ出力だから地デジは見られないということではなく、受信した地上デジタル電波を、アナログに落として出力します。
難点はやはり映像が格段に落ちることです。ハイビジョンでも4K映像でも、この線で出力すればバッチリアナログです。
HDMIの登場で活躍の機会は減りましたが、次で上げる「D端子」と組み合わせたり、ビデオカメラの映像をテレビで出力する際にはまだまだ使われています。
D端子ケーブル
こちらが「D端子ケーブル」です。
デジタル映像のみ送信できるケーブルです。
では音声は? そこで先ほどのピンコードが登場します。
映像はD端子でデジタルの綺麗な映像を送り、音声はピンコードの赤と白だけ使用してアナログで出力します。
HDMI登場までのつなぎの様なケーブルですが、ランクがあり、「D6端子」くらいになるとHDMIとほとんど遜色ありません。
難点は2種類のケーブルが必要なため、テレビの裏が若干わちゃわちゃします。
映像・音声ケーブルにはこの他にも、S端子ケーブル・光音声出力
・アイリンクケーブル・VGAなど様々ありますが、基本的には上記3種類が現在の主流です。
最近の録画機の中には、すでにHDMI出力以外ないものも出てきています。
機械の進歩とともに映像出力ケーブルも簡素化され、より高性能になってきています。
映像出力ケーブル以外に、アンテナから電波を送るケーブルの説明もしております。
こちらをご参照ください。
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